川口キャンパス ブログ
みなさまこんにちは。
ココルポートカレッジ川口キャンパスのメンバーです。
9月も中ごろになり、残暑もやわらいで秋の風がさわやかな季節になってまいりました。
私はじきに川口キャンパスを卒業するため、数度書いたブログもこれで最後になるようです。
さて、今日は先日行われたプログラムの、「模擬就労」について書きたいと思います。
模擬就労は定期的に行われるプログラムですが、行う内容はそのときどきによって異なります。
先日行われた際は、事務補助に関する模擬就労が行われました。
内容としては、データ入力と、入力されたデータのチェック、およびそのダブルチェックが主でした。
用意していただいた数十人分の架空の名前、住所などの文字データを、PCのExcel内に入力していきます。
そして、それを他の参加者がダブルチェックするという内容です。
行っていく際は、細かいデータを入力していく集中力の発揮や、それを維持していくことなどが必要でした。
似たデータの羅列を間違いのないように読み入力する作業はミスの多くなりがちな作業だったように思います。
私も、ダブルチェックの際に見つかったミスが複数ありました。
今回行ったような作業は、普段の生活ではありません。訓練として模擬就労などで行わなければ、およそ経験しないような内容であったかもしれません。その点において、今回の模擬就労は、よい経験になったといえるでしょう。
今回のような経験は、就労した場合などにおける作業に対する不安感を取り除くことなども期待されるかもしれません。
おそらく、実際の勤務における作業といえども、似たことを経験しているか否かということは、その場合の作業、業務に対する姿勢に影響を与えるものと思われます。
今回のような模擬就労における経験によって、自身の得手不得手に対する認識が深くなるということがあり、自己理解という点においてもよい経験であると思います。
事務のような作業をしたいという方も、それに対して自身が得意であるか不得意であるか、という確認ができた場合、ただ事務に就きたいという漠然とした願望とは違う角度からの、それを実際に業務として行うことができるかというイメージをより具体的に浮かべることができるようになるということがあるというメリットがあるという点でも、模擬就労は参加することに意義があるように思われます。
この場合の自己理解というものは、全体を通して重要なポイントであり、模擬就労のような実際に作業を行うプログラムは、それによって作業内容が進んだか、ミスがあったか、などということより、それにより、ということを確認しながら、全体の訓練の一部であるという認識をもち、訓練を逐次振り返りながら、それによる自身に対する影響を考え、取り組むことが必要であると考えられます。
模擬就労では、今回紹介したようなものから、他の方々とより協力をして作業を行うものなど、さまざまな種類のものがあります。それぞれ、必要なスキルの違いがあり、また、それを分担することもあるので、自分のすべきことを把握し、それを進めていくことの訓練になるように思います。
川口キャンパスでは毎月いろいろなプログラムを実施しています。見学してみようか迷っている方は、ぜひ気軽にのぞきに来ていただけたらと思います。
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